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トリフェーン

 宝石の内「トリフェーン」について、組成・特徴・歴史・産地などを写真や動画を交えて解説します。

トリフェーンの組成

トリフェーンの外観写真
  • 分類:ケイ酸塩鉱物
  • 組成:LiAlSi2O6
  • 結晶系:単斜晶系
  • 色:黄色
  • 光沢:ガラス光沢
  • モース硬度:6.5-7
  • 比重:3.16-3.20
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トリフェーンの特徴

 トリフェーン(triphane)とは、スポジュメン(リシア輝石)の中で、黄色を呈するものを指します。
 スポジュメン(リシア輝石)は、内部のアルミニウムイオンが他のイオンと置き換わることで様々な色を呈しますが、黄色の発色原因は究明されていません。マンガンイオンと置き換わると桃色(クンツァイト/kunzite)、クロムイオンと置き換わると緑色(ヒデナイト/hiddenite)を示します。
 トリフェーン(triphane)は、ブラジルで1877年に発見された鉱物で、名前はギリシャ語で「三つの顔」を意味する言葉にちなんでいます。
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トリフェーンの動画

 以下でご紹介するのはトリフェーンの動画です。やわらかいクリーム色が特徴です。
元動画は⇒こちら
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