トップ宝石の選び方宝石の英名一覧ラブラドライト

ラブラドライト

 宝石の内「ラブラドライト」について、組成・特徴・歴史・産地などを写真や動画を交えて解説します。

ラブラドライトの組成

ラブラドライトの外観写真
  • 分類:ケイ酸塩鉱物
  • 組成:(Ca,Na)(Al,Si)4O8
  • 結晶系:三斜晶系
  • 色:玉虫色(遊色)
  • 光沢:-
  • モース硬度:6-6.5
  • 比重:2.71-2.74
ラブラドライトトップへ

ラブラドライトの特徴

 ラブラドライト(ラブラドル長石-ラブラドルちょうせき)は、斜長石の一種で、曹灰長石(そうかいちょうせき)とも呼ばれます。
 準貴石(ダイアモンドルビーサファイアエメラルドの四大宝石以外の宝石)として「ラブラドライト」という名前で販売されています。
 光をあてると、角度によって色合いが変化する玉虫色(iridescence)の輝きを示しますが、ラブラドライト(ラブラドル長石)のものは特に「ラブラドル効果」、又は「ラブラドレッセンス」(labradoriteとiridescenceの合成語)と呼ばれます。
 ラブラドライト(ラブラドル長石)は斑れい岩、玄武岩など塩基性火成岩から採掘されることが多く、そうした岩石の多いカナダ・ラブラドール地方から名前がつけられています。特にラブラドール地方のナイン(Nain)という都市の近くにある「ポールズアイランド」(Paul's Island)が有名です。
ラブラドライトトップへ

ラブラドライトの動画

 以下でご紹介するのはラブラドライトの動画集です。
 見る角度によって、あたかもモルフォ蝶(北アメリカ南部から南アメリカにかけて80種ほどが生息する大型のチョウの仲間)のような美しい色合いを見せてくれます。
元動画は⇒こちら
ラブラドライトトップへ