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スキャポライト

 宝石の内「スキャポライト」について、組成・特徴・歴史・産地などを写真や動画を交えて解説します。

スキャポライトの組成

スキャポライトの外観写真
  • 分類:ケイ酸塩鉱物
  • 組成:Ca4(Si, Al)12O24(CO3,SO4)/Na4(Al, Si)l2O24Cl
  • 結晶系:六方晶系
  • 色:
  • 光沢:ガラス光沢
  • モース硬度:5-6
  • 比重:2.5-2.7
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スキャポライトの特徴

 スキャポライトは、アルミニウム、カルシウム、ナトリウム等を成分として含むケイ酸塩鉱物の一種です。
 通常、結晶は白や灰色がかった白を示し、なおかつ不透明です。ただし、1801年、イタリア・ヴェスヴィオスのサンマ山で発見された、スキャポライトの1亜種「メイオナイト」(meionite)は、ガラスのように透明な結晶を有しています。
 スキャポライトの生成は、雲母(うんも)や高陵石(カオリン)の形成、及び風化作用に大きく依存しています。こうした複雑な生成過程と含有成分の変動とがあいまって、非常に多くの亜種をもつことが特徴です。代表としては、先述したメイオナイトのほか、鉱物コレクターを引きつけてやまないレア鉱物、「マリアライト」(marialite)などがあります。
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スキャポライトの動画

 以下でご紹介するのはミュージアムグレードのイエロー・スキャポライトの動画です。スペックは28 x 16 x 15 mm/60 Carats (12.09g)。
元動画は⇒こちら
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