トップ宝石の選び方宝石の英名一覧スミソナイト

スミソナイト

 宝石の内「スミソナイト」について、組成・特徴・歴史・産地などを写真や動画を交えて解説します。

スミソナイトの組成

スミソナイトの外観写真
  • 分類:炭酸塩鉱物
  • 組成:ZnCO3
  • 結晶系:三方晶系
  • 色:多彩
  • 光沢:ガラス光沢
  • モース硬度:4.5
  • 比重:4.4-4.5
スミソナイトトップへ

スミソナイトの特徴

 スミソナイト(和名は菱亜鉛鉱-りょうあえんこう)は亜鉛を含む鉱物の一種です。
 外観の良く似た「ヘミモルファイト」(Hemimorphite-異極鉱)と長年同一視されたきた歴史があります。
 鉱物名は、スミソニアン財団の創始者であり、1802年、最初にこの鉱物を同定した鉱物学者でもあったジェームズ・スミソン(James Smithson 1765~1829)の功績を称え、1832年、フランソワ・シュルピス・ボーダンが名づけました。
 スミソナイトは多彩な色合いを見せる鉱物ですが、きれいな結晶で発見されることはまれで、多くはブドウのようなゴツゴツした形をとります。
 スミソナイトは亜鉛鉱の二次鉱物として採掘され、多くの場合ヘミモルファイト、マラカイトアズライトなどを伴います。
スミソナイトトップへ

スミソナイトの動画

 以下でご紹介するのはスミソナイトの動画です。前者はライラックパープル、後者はターコイズブルーのサンプルで、どちらも「Botryoidal」、すなわち「ブドウの房」状です。
元動画は⇒こちら
元動画は⇒こちら
スミソナイトトップへ