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ローズクォーツ

 宝石の内「ローズクォーツ」について、組成・特徴・歴史・産地などを写真や動画を交えて解説します。

ローズクォーツの組成

ローズクォーツの外観写真
  • 分類:酸化鉱物
  • 組成:SiO2
  • 結晶系:三方晶系(低温型)/六方晶系(高温型)
  • 色:薄紅-ピンク
  • 光沢:ガラス光沢
  • モース硬度:7
  • 比重:2.65
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ローズクォーツの特徴

 ローズクォーツ(和名は紅水晶-べにすいしょう/ピンククォーツとも)はクリスタル(水晶)の一種です。
 クリスタル(水晶)に不純物が混じり色のついたものを色つき水晶と呼びますが、その色合いによってアメシスト(紫)、シトリン(黄)などと呼称が変わります。ローズクォーツ(紅水晶)は、薄紅~ピンク色の水晶です。
 ローズクォーツのピンク色は感光性があり、光を受けると退色しやすい傾向にありますが、これは不純物として含んでいる微量のチタン、鉄、マンガンが原因であるとされています。また、ローズクォーツはインクルージョン(宝石内部の含有物質)として、ルチル(金紅石)の針状結晶を保有していることがあり、この場合、反射光が星の形に光を放つスター効果を示すことがあります。
 ローズクォーツの結晶が最初に発見されたのは、アメリカ合衆国・メイン州はラムフォード近郊のペグマタイト鉱床中です。現在はブラジル・ミナスジェライス州産のローズクォーツが市場で大勢を占めています。
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ローズクォーツの動画

 以下でご紹介するのはローズクォーツの動画集です。
元動画は⇒こちら
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